あてもなく歩いてた 風の冷たい街
にぎやかな笑顔で すれ違う 楽しげな人たち
私のポケットには ひとりぼっちの指
気付かれないように うつむいていたから
いつか大きな海を渡ってゆく 鳥のように空を飛べたら
どんな悲しみも 消えていくよと
遠く響く わからないの逃げるような 誰かの声
あなたと出会い あなたを愛し
他の何にもみえないまま
走りつづけたよ
あきらめて生きてきた 強くなれることを
無理やりに 描いた夢なんて 叶うはずないよね
きっと 言葉の弱さ感じてる 自分はごまかせないから
とてもこわかった 一緒にいるのが
なにか違う何もかもが すべてのこと すべての人
都会(まち)を離れる 虚ろな鳩が 飛び立つ公園
夜明けの海へ
もしも 人を信じることに疲れて 泣いたら
あなただけを見ていてもいいですか?
いつか大きな海を渡ってゆく 鳥のように空を飛べたら
どんな悲しみも 消えていくよと
遠く響く わからないの逃げるような 誰かの声
あなたと出会い あなたを愛し
他の何にもみえないまま 走り・・・
あの日 暗い目をして信号渡る
あの人の背中 かくれて泣いて見送って
街を歩いたよ ひとり歩いたよ
歩いたよ
歩いたよ